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ローラー引きソフトグランドに挑戦 その2

前前回のブログでご紹介した「ローラー引きソフトグランド」の続きです!!

レースにソフトグランドを塗ってプレスで銅版に転写、温めて固めるところまででした。

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このあとアクアチントをかけるので、不要なところを黒ニスで覆います。




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松脂を撒いて、炎で定着させます。
こののち、塩化第二鉄に入れて腐食させます。




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腐食後の版。




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黒ニス、松脂を取り去った後、試し刷りをします。




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じゃーん!!
見事レースが転写されてました!!
腐食時間をどのへんで切り上げるかが難しいところですが、初めてにしてはうまく行きました(自画自賛)。
普通のソフトグランドであれば、レースが黒く出るのですが、こちらは本当にレースっぽく、白さがいい感じに出てますね。長谷川潔さんの絵を思い出します。

このシャルボネール社のローラー引きソフトグランド、もう製造中止になっているのが残念ですが、とりあえずあと数回分は手元にありますので、使ってみたい受講生の皆様、ぜひチャレンジしてください!

続・続 木口木版に挑戦 雁皮裏打ち編

続・木口木版に挑戦!刷りの巻
雁皮に刷った木口木版、一週間乾かしました。
今回は作品を台紙に裏打ちします〜!

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まず、台紙(この場合はハーネミューレ)を濡らして水張りをしておきます。

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雁皮に刷っておいた作品を、木の形(刷ったイメージの輪郭)にアートカッターを使って切り抜きます。

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切り抜いた作品を、表が下になるように薄い透明フィルムの上に置きます。

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糊を雁皮に付けます。糊は、銅版の雁皮刷りに使うものと同じく、ヤマト糊とボンドを混ぜたものでOKです。

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雁皮の回りについた糊を拭き取ります。

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透明フィルムをひっくり返して台紙に合わせます。台紙には予め、作品を貼る場所に鉛筆で薄く印をつけておきます。

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雁皮を台紙に貼り付けたら、刷毛や幅広の筆でトントンと空気を追い出しながら台紙に密着させます。

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出来上がり〜!!

いつも銅版画だと刷るのと台紙に貼り付けるのと一緒にやっちゃうので、木口木版だと作業がバラバラになって逆に新鮮(笑)ですね。
この裏打ちの応用編として、雁皮作品を2枚使って裏表で鏡貼りにする、裏打ちの前に雁皮の裏からパステルなどで彩色する、等々考えられます。
他にもいろいろなアイデアがあるかもしれませんね〜。
木口木版は特別な機材がなくてもできる技法ですので、ぜひ皆様チャレンジしてみてください!

プロフィール

管理人:中込洋子
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