2022/07/29
蔵書票
毎日暑くて参っちゃいますね〜。さてさて
来年5月に予定されている「ミクロコスモス版画展」は10回目!
2年に1度の展覧会なので、永沼版画アトリエは20周年ということになります。
何か記念にイベントを…ということで、「蔵書票」のコーナーを作ろうと思います!
蔵書票というのは本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするためのもの。
昔は本が高価でしたからね〜。


上の2点はウィキペディアに載っているパブリックドメインの作品です。
もともとは受注されて制作するものなので、上の作品だと釣りが趣味の発注主に合わせて魚の絵になっていたり。
下の作品はアールヌーボー時代のものです。
このように、元々は20枚とか50枚単位で注文して発注主の名前を入れて刷るものなのですが、現代では本に貼るよりもコレクター同士で交換したりして楽しんでいるみたいです。
ヤフオク等でもよく見かけますね!
最初は全員分を刷って交換して楽しもうかなあと思ったんですが、展覧会の出品者は27人くらいなので、それだけ刷るのはちょっと現実的じゃないかなと思いまして(汗)
一人一枚ずつ、誰のが当たるかわからない方式で(封筒かなんかに入れて)交換会しようということにします😁
まあ、すごく気に入った作品は個人交渉してゲットしていただくとして…
発注主の名前も入れなくて良くて、とりあえず EXLIBRIS の文字があればOK!
大きさは小品、ハガキ大より小さいくらいでOKです。
いつも額装作品4点までの出品ですが、こちらは(おそらく)卓上での展示ということになりますのでカウントに入れず…。
参考までに今までの生徒さんの作った蔵書票も載せておきますね。



8月はお盆休みとか管理人がワクチン接種とかあって、アトリエのお休みの日が多いですが、ぜひアトリエの皆様、蔵書票の構想を練っておいてくださいね〜。